2009年06月11日

『イグジステンズ』

映画ばっか観てるのもアレだなと思ってゲーム買ってきたら、(いい意味で)映画みたいなゲームだった。
むう。まあ面白いからいいか。


というわけで今日の映画感想文。
『イグジステンズ』(1999年 監督:デヴィッド・クローネンバーグ 主演:ジュード・ロウ、ジェニファー・ジェイソン・リー)
(多少ネタバレなので追記へ)
近未来、人々は両生類の神経網から作り出された有機コンピュータ「ポッド」を、脊髄にあけたポートに接続し、現実とほとんど変わらない仮想世界でゲームを楽しむようになっていた。
著名なゲームクリエイター、アレグラ・ゲラーは、自身の新作「イグジステンズ」の体験会の最中、「アレグラ・ゲラーに死を!」と叫ぶ若者から銃撃を受ける。護衛役のテッドと共に何とかその場を逃げだしたアレグラだったが、襲われたときにダウンロード中だった「イグジステンズ」に異常が起こっていないか、早急に調べる必要があった。そのサポートのため、テッドも一緒に「イグジステンズ」の世界に入り込むことになったのだが・・・

妙に柔らかそうな「ポッド」、やたらとエロティックな脊髄ポート接続シーン、腹をかっさばかれた両生類、養殖される謎のクリーチャーなどなど、イイ趣味してる映像が満載の映画。全体的にねばねばぶよぶよしてる感じ。何を言ってるのかわからねーと思うが俺にもわからねー。
現実と仮想世界が入り混じっていく恐怖を描いたSFスリラー、ってとこになるんだろうけど、正直ストーリーの先は読める。監督の悪趣味を楽しむ映画だと思って観たらけっこう楽しめた。


以下余談。
上にも書いたように、この映画で一番エロいシーンは脊髄ポートに臍の緒にしか見えないケーブルを接続するシーンなわけですが、今月号の日経サイエンスによると、実際に脊髄が性感帯である可能性があるそうな。


マイク:何だって!? 本当かい? ボブ?

ボブ:ああ本当さ! アメリカにStuart Meloyっていう、脊髄に電極を埋め込んで痛みを緩和する治療法の専門家がいるんだが、
彼がある女性患者の脊髄に処置を施しているとき、手元が狂って少しずれた位置に電極を埋め込んでしまったんだ。
そうしたら、そのご婦人はいきなり叫んでこう言ったのさ、

「先生お願い! どうやったのか、うちの主人に教えてやって!」

ってね!


どっとはらい。

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Posted by t-sa at 15:36│Comments(0)映画
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