2009年06月20日
ジャンパー
昨日作って余ったトマトソースに水と缶詰の大豆を足して、チリビーンズもどきを作ってみた。
トーストにでも塗って食おう。
というわけで今日の映画感想文。
『ジャンパー』(2008年 監督:ダグ・リーマン 主演:ヘイデン・クリステンセン、サミュエル・L・ジャクソン)
15歳の少年デヴィッドは、冬のある日、凍った川に落ちてしまう。極寒の水の中、死を意識した次の瞬間、彼はずぶ濡れのまま見慣れた図書館に横たわっていた。見たことのある場所へ瞬間移動できる能力者、「ジャンパー」となった彼は、銀行の金を盗み、家を出て姿を消した。
8年後、デヴィッドは自らの能力を利用して、世界中を巡りながら、享楽的な生活を送っていた。だがある時、彼の前にローランドという謎の男が現れ、突如襲われる。彼は「ジャンパーの能力は神だけがもつべき力」という信条のもとに、ジャンパーをその親族もろとも暗殺している狂信的宗教組織、「パラディン」の一員だった・・・
(能力設定とか、かなりネタバレします)
トーストにでも塗って食おう。
というわけで今日の映画感想文。
『ジャンパー』(2008年 監督:ダグ・リーマン 主演:ヘイデン・クリステンセン、サミュエル・L・ジャクソン)
15歳の少年デヴィッドは、冬のある日、凍った川に落ちてしまう。極寒の水の中、死を意識した次の瞬間、彼はずぶ濡れのまま見慣れた図書館に横たわっていた。見たことのある場所へ瞬間移動できる能力者、「ジャンパー」となった彼は、銀行の金を盗み、家を出て姿を消した。
8年後、デヴィッドは自らの能力を利用して、世界中を巡りながら、享楽的な生活を送っていた。だがある時、彼の前にローランドという謎の男が現れ、突如襲われる。彼は「ジャンパーの能力は神だけがもつべき力」という信条のもとに、ジャンパーをその親族もろとも暗殺している狂信的宗教組織、「パラディン」の一員だった・・・
(能力設定とか、かなりネタバレします)
ドラゴンボールの悟空ばりの瞬間移動能力を持つ青年が主人公の、SFアクション。
瞬間移動能力の設定は、
①見たことのある場所(写真でも可)へ瞬間移動できる
②自分の肉体が触れているものも瞬間移動できる
③触れているものが重く(巨大に)なるほど、能力者への負担が大きくなる(最悪、死ぬ)
④電流などで脳に衝撃が与えられている間は、瞬間移動できない
というところ。
で、感想。
自分の秘密を話せば化物扱いされるため、まともな人間関係を築けない主人公の孤独、ってのはわからないでもないが、
やってることは金を盗んでウッハウハな生活を送ってるだけなので、いまいち感情移入できなかった。
でも、アクションは秀逸。これは映画館で観るべきだったなあ、とちょっと後悔した。
瞬間移動が飛び交う戦闘シーンは、まさにドラゴンボールを観ているよう。実はこっちが実写版ドラゴンボールなんじゃ
また、誰もが知ってる世界各地の名所が次々に登場する。東京も出てきてたな。
設定を聞いて浮かぶ疑問として、瞬間移動できる相手に対して、普通の人間である「パラディン」たちがどう戦うのか? というのがあるが、
彼らは高圧電流を流したワイヤーを射出するスタンロッドと、ジャンパーが瞬間移動したときに残した「次元の裂け目(ジャンプ・スカー)」を維持し、追跡する装置を使う。どんな技術力だよ。
追跡装置はともかく、なんでロッド? と最初は思ってたんだが、設定を振り返ってなんとなく理解した。
まず電流を流すのは、能力設定④を利用して相手の能力を封じるため。
そのまま感電死させないのは、(おそらく宗教的理由により)「ジャンパーはナイフで心臓を突いて殺さなければならない」という決まりがあるから。
そしてワイヤーを使うのは、能力設定②に関係している。
能力設定②は、裏を返せば
「自分が触れているものは必ず一緒に瞬間移動させなければならない(たとえば手錠で家の柱につながれたら、家ごと瞬間移動させなければならない)」
ということなので、相手が瞬間移動を使っても、近くに逃げたのならワイヤーを辿って追跡できるし、ロッド部分を壁などに打ち込むことで、能力を使いづらくすることができるから。だと思う。
・・・こうやって解説してると、ますますジャ〇プのバトル漫画っぽいな。だからタイトルがジャンパーなのか
まあでもこの辺の細かく考えられた小道具とか、サミュエル・L・ジャクソンの存在感で、
「パラディン」たちが手強く魅力的な敵として感じられた。
アクションはやっぱり敵が強くないとダメだよね。
スタイリッシュで、スピード感のある良いアクション映画だった。
瞬間移動能力の設定は、
①見たことのある場所(写真でも可)へ瞬間移動できる
②自分の肉体が触れているものも瞬間移動できる
③触れているものが重く(巨大に)なるほど、能力者への負担が大きくなる(最悪、死ぬ)
④電流などで脳に衝撃が与えられている間は、瞬間移動できない
というところ。
で、感想。
自分の秘密を話せば化物扱いされるため、まともな人間関係を築けない主人公の孤独、ってのはわからないでもないが、
やってることは金を盗んでウッハウハな生活を送ってるだけなので、いまいち感情移入できなかった。
でも、アクションは秀逸。これは映画館で観るべきだったなあ、とちょっと後悔した。
瞬間移動が飛び交う戦闘シーンは、まさにドラゴンボールを観ているよう。
また、誰もが知ってる世界各地の名所が次々に登場する。東京も出てきてたな。
設定を聞いて浮かぶ疑問として、瞬間移動できる相手に対して、普通の人間である「パラディン」たちがどう戦うのか? というのがあるが、
彼らは高圧電流を流したワイヤーを射出するスタンロッドと、ジャンパーが瞬間移動したときに残した「次元の裂け目(ジャンプ・スカー)」を維持し、追跡する装置を使う。どんな技術力だよ。
追跡装置はともかく、なんでロッド? と最初は思ってたんだが、設定を振り返ってなんとなく理解した。
まず電流を流すのは、能力設定④を利用して相手の能力を封じるため。
そのまま感電死させないのは、(おそらく宗教的理由により)「ジャンパーはナイフで心臓を突いて殺さなければならない」という決まりがあるから。
そしてワイヤーを使うのは、能力設定②に関係している。
能力設定②は、裏を返せば
「自分が触れているものは必ず一緒に瞬間移動させなければならない(たとえば手錠で家の柱につながれたら、家ごと瞬間移動させなければならない)」
ということなので、相手が瞬間移動を使っても、近くに逃げたのならワイヤーを辿って追跡できるし、ロッド部分を壁などに打ち込むことで、能力を使いづらくすることができるから。だと思う。
・・・こうやって解説してると、ますますジャ〇プのバトル漫画っぽいな。
まあでもこの辺の細かく考えられた小道具とか、サミュエル・L・ジャクソンの存在感で、
「パラディン」たちが手強く魅力的な敵として感じられた。
アクションはやっぱり敵が強くないとダメだよね。
スタイリッシュで、スピード感のある良いアクション映画だった。
Posted by t-sa at 15:09│Comments(0)│映画
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