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2009年07月22日
マルサの女
閑(しずか)さや 岩にしみ入 蝉の声
とは芭蕉の句ですが。
しみ入らねーよ! 反響してよけい暑苦しいわ!
まったく芭蕉も適当なことばっかり言いよってからに。
(※歌壇への挑戦とかではないです)
というわけで今日の映画感想文。
『マルサの女』(1987年 監督:伊丹十三 主演:宮本信子、山崎努)
港町税務署に勤める敏腕調査官・板倉亮子。プロ意識をもって、情を挟まず、正確に税金を取り立てることを誇りにする彼女は、ある雨の日、雨宿りに駆け込んだラブホテルの駐車場の様子をきっかけに、そのホテルの経営者・権藤が巨額の脱税をしていることを見抜く。上司の許可を得て、単身、権藤のもとに乗り込んだ亮子は、しかし巧みな権藤の脱税工作と、権藤と懇意にしているヤクザの脅しにより、手を引くことを余儀なくされる。その数ヶ月後。今までの功績が認められ、亮子は国税局査察部、通称「マルサ」へと栄転し、再び権藤と対決する機会を得る・・・ »続きを読む