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2008年11月18日
霧の向こうへ
朝、起きたら辺り一面に霧が立ちこめていた。
景色すべてが白く濁り、それだけで、見慣れたはずのベランダからの風景がずいぶん違って見える。
幻想小説の冒頭にでも出てきそうな絵を目の前にして、ぼんやりと思う。
——この霧を抜けたら、預金通帳の額がウッハウハなことになってる世界に辿り着いたりしないものかな、と。
幻想(現実にないことを思い描くこと。また、その思い。)を振り払い、研究室に行く支度をする、そんな朝、
起きたら辺り一面に霧が——(以下無限に続く)
景色すべてが白く濁り、それだけで、見慣れたはずのベランダからの風景がずいぶん違って見える。
幻想小説の冒頭にでも出てきそうな絵を目の前にして、ぼんやりと思う。
——この霧を抜けたら、預金通帳の額がウッハウハなことになってる世界に辿り着いたりしないものかな、と。
幻想(現実にないことを思い描くこと。また、その思い。)を振り払い、研究室に行く支度をする、そんな朝、
起きたら辺り一面に霧が——(以下無限に続く)